ペルセウス座流星群

 

毎年夏、地球はスイフト・タットル彗星が残した塵の帯を通過します。結果として、何百もの流れ星が夜空を彩ります!

 

ピークは8月12日〜13日ごろと予想されていますが、月を通して肉眼で観察可能です。
観察のコツ:

 

  • 月の方向を見るのは避けましょう。月明かりが光害となり、流星が見えづらくなります。
  • 北東の空を見上げてみてください。ペルセウス座流星群はそこから流れてくるように見えます。

サマー・トライアングル

 

8月の空では、目印となる特徴的な三角形が見つかります。それが**サマー・トライアングル(三角夏の大三角)**です。
肉眼でも簡単に確認できるこのアステリズム(星の並び)は、空で最も明るい3つの星を結びます:

 

ベガ(こと座)、デネブ(はくちょう座)、アルタイル(わし座)
この周辺で望遠鏡を向けてみたい天体のご紹介:

 

  • 網状星雲(ヴェール・ネビュラ):はくちょう座にある超新星残骸で、非常に大きく広がった構造を持ちます。NGC 6992とNGC 6960など、いくつかの領域は特に見応えがあります。
  • スノーボール星雲(NGC 7662):わし座にある小さくて繊細な星雲で、約10分間の観察で視界に現れます。
M3

ご意見をお聞かせください

 

毎月、観察のヒントをお届けしてきました。
今回はぜひ、皆さんのご意見を聞かせてください:この月刊シリーズ、どう思いますか?

来月もお楽しみに!さらに星を見る理由が待っています!

UNISTELLARで楽しい星観察を!

Further readings